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にしヤンがいく!夜の突撃体験談
これが、にしヤンの私的夜遊び!!
にしヤン六本木行きつけの店にて六本木の交差点からすぐの店。さおりママとの付き合いはもう1年になる。
それはある夜の編集部の出来事だった。息も絶え絶えで転がり込んできたライターH。普段から多難に立ち向かうナイスなガイだった。「あ、後のことは…頼んだ…ぞ……」 言い残して失神したヤツの手に握られていたのが、この店のママの名刺だったのだ。
「あら、にしヤン、元気ぃ?」
入り口からそっと中を覗いただけで反応する敏感なセンサー店の奥からおいでおいでする白い手。コーション! ブーッ! ブーッ! いつものように俺の脳ミソの危機察知システムが速やかに作動する。緊急脱出しないと危ない! が、ノックアウト強盗くらい危険なママは、もう僕の胸ぐらを掴んでいる。
強くなった俺 にしヤン
強くなったぜ、俺店には同じく胸ぐらを掴まれた男たちが地蔵のように並んでいて、それでも楽しそうである。ココはスナックだが、女のコの数は多い。キャバクラのように時間制限がナイので、気さくに話ができるのがウケている。もちろん、時間制じゃない分はアルコールの消費で対応しているので、女のコはみんなよからぬことを考える顔になっている。マッハのスピードでグラスは満たされ、もうどうしてイイかわからなくなった紳士が、前ノメリに倒れていく。かく言う俺も最初はそうだった。勝負は引いてはいけない、倍々プッシュ! 俺の座右の銘だった。後頭部の血管がすこしズレる音がしたが、頑張って飲み続けた。気がつくと編集部近くのゴミ捨て場で凍死体になっているのである。
「まあ、にしヤン、お強いのね、うふ」
これはソー●嬢ゆうところの「まあ、ご立派」と同じなので、おだてに乗っては危ない。凍死体になる。

俺の前をアタッキーな胸の谷間がかすめた。人々を悶絶させるFカップ。面妖でいてシャープなトーク。おまけに涼しい顔で、ザル。この3つの技で六本木の夜のエースに昇りつめた女。たいそう物騒なママの登場である。
「コレね、先日の私の誕生パーティのスナップよ」
差し出された生写真のママはやっぱりハードあった。酔っ払ってチチを揉んだ常連の脳天に空手チョップ。大理石の床にヘッドバッド。しまいには酔っ払って大股開きのパンツ丸見え勝利のVサイン。ラブとピースとフリーダム。その日、不幸にも現場に居合わせてしまった俺は、カラオケのインデックス本で殴られるととても痛いことを学習したのだった。ふっ。ママ……こんな乱チキ騒ぎはいくらハードボイルドな俺でも、干ぶどうサイズに縮みあがるぜ……
生きててよかった にしヤン
にしヤン、谷間に埋もれる「いいじゃない、減るもんじゃあるまいし」
ビデ倫は通過しないママ。こんなだから常連になったスナックは面白いのである。おまけに、キャバクラを渡り歩いてどの店でもナンバーワンになったママの感覚は鋭く、社会勉強になるトークも聞ける。彼女は繊細で下品で奥ゆかしくて大胆だ。とてもかなわない。ママは弾が全部なくなるまで撃ち尽くしても当たらない、マトリックスのエージェント。長居は危険だ。俺は3杯目のバーボンを一気に飲み干して立ち上がった。ママ、もう行くよ……。
「えーっと、今日は4800円だから四捨五入して5000円・・。もっかい四捨五入して1万円にしちゃ……」
こらあ!
「嘘よ。いつものように4000円よ。いい? 飲み代が払えなくなったらね
なんだ。
「肝臓売るのよ」
後頭部で人生の歯車が狂う音がした。まさに脱出不能のマトリックス。そしてリローデット。みあがるぜ……。
Sママ−−小計、アンダーソンからエージェント・ママへの支払い、4000円

撮影協力:BAR T's 03-3583-2505
にしヤン
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