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歌舞伎町伝説のホスト 頼朝の究極眼力伝説 〜見よ! 波瀾万丈の向こう側〜 VOL.6
新田LOVE!!冬のオペラグラスで見た 究極の思いとは何か!?
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──ーー社長がお持ちの音楽論っていうのも実に興味深いところなんですけど?
「もちろん、小さな頃からボクと音楽は切っても切れない赤い糸で強く太く結ばれてましたよ。でもね、残念というか、前号でも申し上げましたけど、ボクって野球少年だったわけじゃないですか。つまりね、ガッツリ坊主なわけですよ。だからもう襟足というものに敏感になっちゃって(苦笑)」

──あぁ......、なるほど。
「色気づいた坊主にとって一番足りないものって襟足なんですよ。襟足に対してとても大きなジェラシーを抱いちゃうんですね。当時の襟足といえばそうですね、安全地帯の玉置浩二さんとか、吉川晃司さんとか。もうボクにとっては神のような存在でしたね。このおふた方に関してはかなりモノマネしてましたね、まぁベタな人選ですけど」

──モノマネされる界のWコウジですからね。
「今もその頃に培ったエンターテナー力が生きてますよ。でね、それまではあまり女性に興味は沸かなかったんですけど、おニャン子クラブに夢中になってしまいましてね。まぁ当時はおニャン子クラブを知らないと、会話についていけない時代だったというのもあるんですけど」

──ちなみに一番好きだったのは?
「新田恵利(即答)」

──会員ナンバー4番の新田恵利さん の人気は絶大的でしたね。
「最初のデビューシングルも予約して買いましたし、限定特典だったあの『新田トランプ』もゲットしましたからね!」

──「新田トランプ」! 当時、とんねるずの石橋さんが「貴重だ!」とかいって番組内で一枚ずつプレゼントしたという伝説のブツじゃないですか!! 某巨大オークションでは7〜10万円で取引きされてますよ。
「今も実家で厳重体制で保管してますね。新田恵利への想いってのは当時もうハンパなくてですね、周囲に『オレは新田恵利と結婚するんだ』って本気で言ってましたからね。無論、誰からもドン引きされてましたけど」

──アハハハハ(爆笑)
「まぁそんなヤツは当時腐って余るほどいたと思いますけど、今でもボクの新田LOVEがナンバーワンだったと信じてますね。まぁ正直、河合その子もいいなぁと」

──元祖”永遠の少女”!歌うリカちゃん人形こと、 おニャン子屈指の美形と称された河合その子ですね!
「最初のシングル『涙の茉莉花LOVE』は速攻で買いましたね(自慢げに)」

──おニャン子初のソロデビューで話題をさらいましたね。
「かわいかったなぁ、河合その子。ホント、マジで好きでしたもん......。今、何してんのかなぁ、芸能活動とかってしてるの?」

──新田LOVEの舌の根乾かずうちに(笑)。河合その子はですね、その最初のシングルを作曲した音楽家の後藤次俊さんと結婚して芸能界を引退、今は主婦ですよ。
「そうなんだぁ、残念。是非対談したかったんだけどさ、河合その子と」

──頼朝×その子! いやぁ、危なっかしい感じがかなり興味ありますね。 音楽の話なんですけど、自分でやってみようとかは思わなかったんですか?
「思ったに決まってるじゃないですか! 中学卒業して高校に入るって時期ぐらいかな、もうバンドがやりたくてしょうがなかったんですよ。受験が終わった瞬間にギターを買いましたから」

──社長の15才の頃って、たしかBOOWYとかですか? 
「そうそうそう! もうね、新田LOVE同様に布袋LOVE、どこの誰よりも布袋LOVEでしたね。あとはダイアモンド・ユカイさんがやってたレッド・ウォーリアーズとか、ZIGGYだとか大好きでした。まぁ、ミーハーっちゃミーハーなんですけど」
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──たしかに、ど真ん中直球ストライクって感じの人選です。
「そういうのが好きだったんですけど、たまたまボクの周りの聴いてる音楽のレベルがなぜか高くてですね、ボクが好きなミーハーな感じが嫌われてしまうような環境で、周りの連中は60年代や70年代の音楽をきちっと理解した上でいろんな方向に行ってて、たとえばジョニー・ウィンターとか」

──ジョ、ジョニー・ウインターですか! こりゃまたいきなりのシブ選ですね。
「ジョニーはかなりハマりましたね。あとはそうですね、メタル、ヘヴィーメタル。メタルはメタルでも、メガデスやアイアン・メイデンですね。そうそう、ボクは高1でブラック・サバスのコピーをやりましたから! ボン・ジョビとかやってるヤツを笑い飛ばしてましたよ(強烈なメタル眼力で)」

──はぁ、BOOWYやZIGGYからいきなりメイデンやサバスにシフトってのもある意味社長っぽいというか(苦笑)
「ボクはね、いつでも本格派志向なんですよ(キッパリ)」

──いつでも本格派志向ですか! いちいち最高です。
「(唐突に)だからやっぱモテたよね」

──本格派はモテますか!
「モテたね。やっぱバンドをやるってのはですよ、女にモテたいっていうね、そこが一番重要な部分であり大切にしなきゃいけないマインドじゃないですか。違います?」

──マインド的に全然間違ってないと思いますよ(笑)
「モテたい=バンドっていうのは未来永劫そうでないとダメですよ!」


愛が持つ裏と表...。その答えは、 邪心無きマーク・ボランにあり!

──社長の音楽感というかバンドへのモチベーションは女性へのアピールが一番だったわけですか?
「いや、それは結果論であり数ある大きな入り口のひとつでしかないですよ。ボクは音楽というものに対して、どっちかというとエンターテナーというかショー的な部分をスゴく大事にしてたんで、T-REXなんかに一番共感がありましたね。つまり、頼朝って男を形成している基本はですね、マーク・ボランなんですよ!」

──頼朝の基本はマーク・ボラン! これまた衝撃です。
「子どもの頃からきらびやかな世界が好きだったですね。ボランのその後の生き方とかってのも、ボクのホストとしてのやり方に似てる部分はあるかもね。ボランは映像や見た目の大事さという部分もすごく大事にしていたし、ボクもそこらへんをかなり意識してるしね。でも、意外にバンド内じゃ一番モテなかったんですよねぇ、気合いが入りすぎてたのかな?」

──アハハハハ!
「いやですね、うちのバンドのヴォーカルとベースってかなりカッコいいんですよ。ボクから見てもスゴくかっこよかった。バンドなんかやらなくてもスゴくモテてたし。でね、シャクだから女の子たちがベースのヤツに持ってきた差し入れを全部食ってやったりしてましたね」

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──ささやかな抵抗ですね(苦笑)
「ボクは当時から“モテること”に対する競争心は強かったですから、ささやかな抵抗も全然恥ずかしくなかったですね。っていうかですよ、ギターというポジションなのに、後ろにいるベースの方がモテてるっていう状況って普通そうないでしょう?」

──たしかにあまり聞かないですね。
「ボクのファンはマニアックな子がひとりふたりいたくらいで、他はみんな10人20人がわーっとね、後ろの方でメンバーで盛り上がってるわけ。悔しかったなぁ」

──バンドで食べていきたいとかって考えてたりとか?
「そりゃ思ってましたよ。そうなれたらって思いだけでマジでやってたんですけど、そんな思いについて来れなかったのか、結局みんな辞めちゃって解散しちゃいましたけどね。大学に入ってからもバンドやろうと思ったんですけど、なんかいいメンバーが集まらなくて。で、ずっと合コンとかバイトばっかりしてましたよね。いろんなバイトしましたよ」

──どんなバイトをしてたんですか?
「死体洗い以外はほとんどしましたよ。ウェイターだのデスクワーカーだの、キャッチセールスもやったし、現場の作業員とか掃除夫とか、製薬会社の入院のバイトなんてのもあった」


──あぁ、臨床実験のバイトですね。
「そうそう、認可前の頭痛薬とか胃腸薬とか下剤とか飲んでデータを取るという、要するに人体実験ですね。でもあれは楽しかったなぁ、お金もいいし、病室には漫画がたくさんあってずっとそれ読んで寝てるだけですからね。危ないバイトって言われているけど、ホントに危なかったらあんな公に募集なんてしないですからね」

──まぁ、おすすめはしないですけどね。ホントに様々な人生経験をお持ちの社長な訳ですが、そんな波瀾万丈っぷりが今の成功というか、男までもが惚れる眼力を生んでいると思うんですよね。
「ありがとうございます。ボクはね、自分が意識せずとも周りが自分に共感してくれる真っ直ぐなスピリットを持っている人ってのが最高の男かなって思うんです。もちろん、それは目指してどうなるもんでもないと思うんですけど、マインドだけは常にそこへ置いておきたいと思ってます」

──簡単なことではないですよね。
「もちろん難しいですよ。本当に強い男っていうのは、自分の中にまっすぐ目指すものがあって、そこに対してスゴくピュアで潔いんだけど、でも、自分が気付かないうちに周りを振り向いたら、周りにどんどんそいつの背中を見ているヤツが集まっているっていうね。ボクが目指しているのはそういう人間だと思う。天然でもいい。前を向いたままで、共感を得られる男にボクはなりたいし、そんな男がいたら最高だよね」

──ぶっちゃけ、そういう男ってモテますよね。
「鬼のように(サラリと)」

──ホストもそういう存在であってほしいとボクは思うのですが?
「ホントそうですよね。でも。ホスト道と同時に人間像を教えられるほどボクは偉い人間ではないですから」

──いや、社長が率先してやるべきですよ!
「まぁ、子供たちに対しては多少そのへんはディレクトしてあげられるようになりたいとは思います。結局、こちらから人に共感を仕掛けて得ようとするといろんな狡さが出てしまいますから。究極の理想というのなら自分の道に潔く突き進んでいって、その結果として自分に付いてくる人間を導くことができる、ボクがそういう人間でいることができればきっと出来るかもしれない。邪心も何もなく、すごく潔く」
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──素晴らしいですね! ちなみに、そんな最高の男が思う最高の女っていうのは?
「それはお袋です......と、言いたい所なんだけですけど、やっぱ強さを持ってる女性かな。そういう意味では細木数子さんはスゴいよね。女性であそこまで人をインスパイアすることができて、言葉は汚いけど、色んなことを教えられるっていうのは。きちっと道徳的なことも説いていて、それでいて宗教的なわけでもないっていう」

──たしかに細木先生はスゴいと思いますけど......。
「え!? 顔のこと? いやねぇ、それは......。だって(小声で)●●みたいじゃん」

──アハハハハ!
「まぁ男はね、愛っていうものにあまり大きなテーマとか重いテーマを持たないことです。ボクは色んな人と喋っていて考えたんですけど、愛っていうのは本当に色んな形があるんで、その色んな形というものをもっと全体的に認知ができたらそれでいいと思いますね」

──表も裏も関係ない?
「その通りです。例えば“裏”なんていうのは『魂胆を相手が持ってる』ってことじゃなくて、むしろこういう風に思っていて当然なんだっていうことですよね。そんな風に思っている相手としてこちらも関わっていけば、元から分かっているものに対してはそんなに腹も立たないでしょ。裏側っていうけど、つまりそれは相手の本音だからね」

──そのへんをキチンと認識しておけば愛はもっと素直なものになると?
「それをわかってることがモテる男への近道ってことですかね。夜の街で、色々な人間模様を見てきてね、みんな酒飲みゃ本音を吐き出して帰っていくわけですけど、もう何にもこだわらないことですよ。その人のために思うことは、全て愛なので。もっと色んな愛を皆が話し合えば、もっといい世の中になるんじゃないかと思います」
宣言
PROFILE 頼朝(よりとも)
  • 頼朝vol.01
  • 頼朝vol.02
  • 頼朝vol.03
  • 頼朝vol.04
  • 頼朝vol.05
  • 頼朝vol.06

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