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HOME > あそばナイトマガジン > 小原正子のあそばナイト宣言!vol02
クワバタオハラ 小原正子の美人街道 VOL.2
──フミヤに会いたいという驚愕の志望動機でホリプロに当たって砕けた小原さんなわけですが。
「でもな、社員という形でなくて、タレントという形で潜り込んでんけどな。最初はレポーター見習いみたいな感じで」

──へぇ! そうだったんですか。
「そやねん。でな、ちょっとトークの勉強をしたほうがええんとちゃうかなって、お笑いの勉強とかしたら強くなるかなって。会社もそんな感じで勧めてきたりして」

──お笑いへ?
「そうそう。会社が週一ぐらいでお笑いの勉強会っていうのをやってんねんけどな、で、そこに勉強しに行っててんけど・・・・・・。自分でネタなんかも書いたりなんだりさされて(苦笑)」

──ネタって・・・・・・。ぶっちゃけ小原さんの人生の中で”お笑い”ってあったんですか?
「ないないない! ゼロゼロゼロやっちゅうーねん!なんでお笑いの勉強会なんか行ってんねんろって思ってたわ。でもな、その頃ってオッパイをよせて見せながら『だっちゅーの!』って、パイレーツさんがもうズゴいブームの時でな、今度はビジュアル系の女の子として私、で、元レースクイーンの女の子と私を組まして新しくコンビを作ろうってことになって」

──晴れてコンビ結成と?
「知らん間にな(苦笑)。でもなぁ、その女の子と一ヶ月二ヶ月で仲が悪くなってな、性格悪いねんもん。だから元レースクイーンとかあんま好きちゃうねん、めっちゃ高ビーなんよ! 」

──小原さんが言うぐらいだからかなり目線が高かったんでしょうね。ネタ合わせなんて困難極まりなかったんでは?
「そんなもんお互いネタなんて書かへんかったで!」

──アハハハハ!
「ビキニの中からパットをパッと取り出すネタみたいのはやってたけどな(苦笑)」

──パットをパッと! それ、おもしろいんですか?
「全然・・・・・・。全然おもしろない。自虐的で女を捨ててる感じのやつが多かったな。でも、お笑い自体は好きやったし、トークの勉強とかは丹念に続けたわ。とにかく人を楽しませることはスゴい好きやったしな。でも、やっぱりひとりでやるにはキツいなって思って。本格的にやるんならビジュアル系って言ってもらえてる今が旬、パッと出てパッと消えるようなものをやるよりは、ちゃんとやるんなら当然ちゃんとした方がいいな、じゃあ相方がいるなと思って」

──で、クワバタオハラは祝結成と。
「そうそう。クワバタもその頃はピンでやってて。女の子の中で唯一ホリプロライブっていうのにも出てる女の子やってん。ネタもちゃんと自分で書いてて、もし誰かとやるんやったらその子がいいなって、クワバタのことをこう虎視眈々と狙っててん」

──フミヤを付け狙うかのように?
「たしかに近いかもな。初めは『うーん』とか言われて難色って感じやってん。あの子も漫才がしたかったみたいなんやけど、自分はボケがしたいって言っててな。で、クワバタも相方探しで1回失敗してるから、結構慎重になっててな。でも、あの子がドンズベリした時あった舞台があってんけど、そんでクワバタは楽屋でひとりめっちゃ落ち込んでて。結構ネタとかに対してストイックな子やから。でな、すごい落ち込んでるあの子の耳元で『あんた、こういう時にふたりやったらな、落ち込みも半分になんでえ、楽になんでえ〜』って言ったら『・・・・・・そうやな(涙)』って」

──ホントに虎視眈々じゃないですか(笑)
「あの子のネタがウケへんかった時、スベッた舞台が攻め時や! で、『よっしゃここや!』思ってん(笑)。で、組むねんけど、私ってボケ役をずっとやってたんやけど、あの子がボケをしたいっていうから交代してん。私もな、なんていうのかな、こんなん言ったらあれねんけど、ボケは不細工な方がやるほうがいいやろって思ってたし」

──アハハハハ、まぁぶっちゃけそうですけどね。で、どうでしたか、初のツッコミは?
「カタかったなぁ、緊張した。どっかで、”お芝居をずっとやってた”っていう自信みたいなもんっていうか、台本を貰うわけでしょ。だから私の場合は。このセリフを言うツッコミの役って感じ。だから、一応決まり事としてはやるんだけど、ここはまあまだ短い方が良いなとか、全部計算してツッコンでるから、なんかこう、リアルな感じがしないんよ。それがすごく、漫才ってやっぱ、どこまでがリアルで、どこまでがネタなんだろう、みたいのがおもしろかったりするのに、それができひんかったし、ちょっと辛いなぁみたいな(苦笑)」

──クワバタさんとの相性はバッチリだった?
「それはもう。例えば、前のレースクイーンの子なんかやったら、私もブランド物とかがすごい好きで、あの子がこのブランド物を持ってんねんやったら私も買わな! とか、そういうのって女の子同士には絶対にあんねん。タイプの男の子が似通ってたりとかな。でも、クワバタとはそういうことが全くない。価値観が違うねん。あの子、私がブランド物持っててもひとつも妬まないし、私があの子に対して妬むことってのはあらゆる意味で一個もないから(笑)。ケンカにならへんね、何をしてても。家にいたときもあの子はネタを書く旦那さんみたいなんで、私が割と掃除とか料理とかをするのを好きやから奥さんみたいなんで、ご飯出して掃除してみたいなな」

──まさに生涯のパートナーですね! そういえば、デビュー当時はいっしょに住んでたんですよね?
「うん、住んでたで。西部新宿線の中井ってところ」

──中井! 渋いですねぇ。ちなみになんですけど、またなんで中井に? お笑いの方なら下北沢とか中野とかそういったところのほうが情報もたくさんあったんじゃ?
「たしかにそやけど・・・・・・。実はな、私がなんでその街を選んだかっていったら、そんとき付き合ってた人が中井君ってう人やってん」

──好きな男の名前が中井だったから住む街も同名の中井にしたってことですか?
「そやねん、私って重いやろ(苦笑)」

──KING THE 100トンですね。
「フミヤの次に好きになった人やねん。16から23くらいまで付き合っててんけど、その子が初めて付き合った男で、7年付き合った。東京にもいっしょに出てきてん。でもな、基本は遊び人の男やったから、もうとんでもない遊び人でさ、めちゃめちゃモテてる子やった」

──浮気されまくり?
「散々されたよ! 男の家に行ったら女の子がヒールを抱えて風呂桶に隠れてたりな(苦笑)」

──アハハハハ!
「時代を感じるなぁ。私が夏休みかなんかでちょっと実家に帰ってて、驚かせようかと思って予定より早く帰ったのよ。でな、『タカ●!」って部屋のドアを開けたらめっちゃ驚いた顔してんのよ」

──それはもちろん喜びの驚きじゃなくて?
「『お・・・・・・、お前、何で来てんの?』みたいなな。ほんでさ、なかなかチェーンを開けへんのよ。とにかくびっくりした顔してて、私も『ちょっと驚き過ぎやで、急に帰ってきたからって』みたいなこと言うてたら、なかなかチェーン開けんのよ。そしたら、中からシチューの匂いがしてきてさ。なんかおかしいなって、『とりあえずドア開けえや!』ってなってな。で、部屋に入ってんけど玄関に靴はあらへんねん。で、『何でシチューなんかあんの?』って聞いたら『近所の定食屋のおばちゃんがくれた』って(苦笑)」

──アハハハハ! あり得ねぇ〜(笑)
「もう『はいはい』、ってな。でも、ベランダを見ても誰もおらへんし、トイレを見ても誰もおらへん。絶対どっかにいるはずやって思って、で、最後にお風呂場に行って風呂桶のカバーみたいなんをバって取ったら女の子が隠れとってん」

──うわぁ、修羅場だなぁ・・・・・・。で、その後は血の海ですか?
「血の海なんかよりももっと緊張感あるで。その子の顔見て『あら、どうも』って言うやん。ほんじゃ向こうも『・・・・・・どうも』って言うて」

──緊迫してんなぁ(苦笑)。で、そんとき彼氏は?
「あちゃー!ってなるやんか。おかしいやん!? ってなるやんか。そういう時の彼はね、すぐに土下座をすんのよ。そんで、とにかく泣くねん。私が『何これ』って言ってもワンワン泣くだけやねん。で、そんな彼を見て私も冷静になってよく考えるやんか、で、『あ、この子は風呂場で隠されてる。可哀想。私の方が上なんや。そして、彼は私のためにこんなに涙流してる』。でな、『まぁそんな泣かんと頭上げてえや』ってなんの」

──えぇ、許しちゃうんですか!
「許してまうねんなぁ。『もうしたらあかんで』って。そんなんが7年や。ほんま懲りんねん。またすぐすんねん。家に行ったら今度は女が寝てんねん、しかもベッドでふたりで。何か嫌な胸騒ぎがするから速攻で彼の家に連絡もせんと行って部屋に入ったら、寝とんねん、女が! しかもな、布団をバーって取ったらその女は私のスウェット着て寝とんねん!」

──あちゃちゃぁ、それは最悪ですね(苦笑)
「まだ裸の方がええわ! でな、バーッって冷蔵庫を開けて、何かかけたろ思って。オレンジジュースとそん時ウーロン茶が入っとってんやん。で、もうウーロン茶取ってぶっかけたったわ。でも普通はオレンジジュースやん? でもオレンジやってもうたら後でベタベタなるやろとか考えてさ、ウーロン茶を取ってかけてまうねん」

──優しいなぁ。ボクだったらぶっ殺しますけどね。実際、彼には何回くらい裏切られたんですか?
「数えられへん。もう、細かいのも入れたら10回以上は余裕であるわ。あるな。向こうが合コンしてるとこに乗り込んだりとか、ふたりで女の子とおるところに乗り込んだとかもあるし。いろいろやな。そうそう、たまたま道ばたで会うのもあんねんよ。こんなに広い表参道で、クリスマスでにぎわってる人混みの中で出会うか!? (苦笑)」

──ク、クリスマスに出会っちゃいましたか?
「出会っちゃったわ(苦笑)。クリスマス時期、イルミネーションが最高にキレいな表参道でな。歩いとんねん・・・・・・、知らん女と肩組んでね。でな、またそん時私の格好ってのがさ、全身ゼブラ柄のスーツを着てたわけ」

──全身ゼブラって、シマウマのコスプレですか(笑)
「目立つわけよ。で、私を見てパッと足が止まった男の子がいたの。で、私の格好に驚いてんのかなって思ったら、『あれ!?』って思ったの。でさ、その人がブワーッと私の前を通り過ぎてさ。でも信号が赤になっちゃたら止まるわけよね。でな、ジッと見たらその男、私の彼やねん」

──焦っただろうな、彼氏(苦笑)
「でな、電話するやんか。ほな、出えへんわね。普通は音消したりなんかしてるやん、でもな、ポケットが光ってんねん。私が鳴らした瞬間、その男のポケットが光っとんねん」

──もはや弁解の余地なし、逃げられませんね。
「逃がさへんで。でな、こう後ろから肩をトントンと。で、『あ、久しぶりー! 覚えてるぅ?』って。昔の友達みたいなキャラを装って声かけてん」

──うわぁ、もう同じ男としてその元彼氏に同情しちゃうシチュエーションですよ。
「どう出るかな思ってや。でな、昔の友達みたいに、『元気? 今何してんの?』って。ほんだらバツ悪そうに『えっと・・・・・・、デート』って(苦笑)」

──お、元彼氏も腹をくくりましたね!
「『その子彼女?』って聞いたらなーんも答えられへんかったけどな。もうその中井君とはそんなことばっかりでさ、周りからも『別れたほうがいいよ』みたいなこと言われてたし、普通やったらやめるやん。でもなぁ、なかなか」

──好きだったと?
「まぁそれもあるけど、やっぱその人が私の初体験の男やったから、その人と結婚するって決めててん」

──またそりゃかなり重たい感じですねぇ(苦笑)

あそばナイト宣言/小原正子プロフィール
  • 小原正子vol.01
  • 小原正子vol.02
  • 小原正子vol.03
  • 小原正子vol.04
  • 小原正子vol.05
  • 小原正子vol.06

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