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HOME > あそばナイトマガジン > 織田無導のあそばナイト宣言!vol02
織田無導のやもめ坊主に墓標なし!その弐
君は覚えているか? 織田無導。降臨
弐ノ壱「ノリノリ坊主でフリフリ坊主、時代はイケイケサイケデリック!!」
──まぁ「正直モテました」と豪語される住職なわけですが、具体的にどの程度のモテっぷりだったんですか?
「だってね、学生の頃なんてのはもうある意味やりたい放題でしたから、もうこれまたねぇ、ウムフフフ(ニンマリ)」

──住職のニンマリ顔を見ていると神様に何もお願いしたくなくなりますよ(苦笑)
「(無視して)だってね、歌はうまいし、走りは速いし、勉強だってできちゃうし、なんてったって夢が大きい。しかもね、高校の時は生徒会長までやってましたからね」

──生徒会長までやられてましたか!
「今でいうスーパー高校生ですねぇ」

──そんなの今いいませんよ。
「(微動だにせずに)帰りがけなんかには近所の女子高にフラっと立ち寄ってね、テニス部のコートでもって『ヤッホー!』って叫ぶんですよ。そしたらね、まぁ平均7人くらいかな、『オッケーヤッホー!』ってね、ボクのところに飛んでくるわけですよ。で、その女の子たちをはべらかせてね、喫茶店とか行ってね、で・・・・・・、ウムフフフ」

──な、7人ですか・・・・・・、坊主失格極まりない話ですねぇ。
「もちろん野郎どもともよく遊びましたよ。女の子の話ばっかしてねぇ、タバコをふかしながら」

──お坊さんの卵、しかも生徒会長のくせに未成年喫煙ですか(苦笑)
「んなもんはねぇ、関係ないんですよ! 先生になんかもよく怒られたけど、最後は『お前は何のモク(タバコ)吸ってんだ?』的な会話ばかりしてましたから。酒もよく飲みましたよ」

──い、飲酒もオッケーなわけですか!
「オッケーも何もね、当時はもうサイケデリックでフリーな時代ですよ! もうノリノリのフリフリでノってけな時代じゃないですか。ビートルズなんかがもうバリバリなわけですよ。街なんかも今と違ってもうガンガンに盛り上がっちゃってるわけだし、ボクなんかもイケイケなわけですよ。楽しかったよぉ、赤坂辺りで飲んだ日にゃねぇこりゃ」

──赤坂まで遠征されてましたか(笑)
「もうガンガンよ! タクシーなんてもう何回も破壊したから」

──アハハハハ! なんで盛り上がったらタクシーを破壊するんですか?
「いやね、当時はもう高度経済成長のまっただなかで、景気がとことんいいものですから、乗車拒否とかね、料金を3倍くらいふっかけてくることが多かったんですよ。で、ムカついたもんだから、走ってるタクシーのボンネットに飛び乗ってね、ガンガンと足で踏み倒して『てめぇ、タクシーこのやろう! なに乗車拒否してんだ!』って」

──よく捕まらなかったですね。
「もう周りの人とかも便乗しちゃってさ、『死ね!』ってタクシーの上でこうドカンドカンと踊るわけですよ。もうそんなの全然平気な時代。タクシーをひっくり返したりしてさ(笑)」

──女の子を7人くらいはべらかしてタバコに酒に赤坂に、あげくの果てにはタクシーをひっくり返すお坊さん、しかも修行中の卵であり生徒会長って、かなりバラエティーに飛んだドラマっぷりですねぇ。
「まったく問題なし! 坊主といえども男です。モテないよりモテる方がいいに決まってるじゃないですか! 女の6〜7人なんて産毛ですよ。ボクはねムカついたら喧嘩だってガンガンにしますから!!」

──生徒会長がそんな起伏の激しい生き方なんてしてたらダメじゃないですか! しかも坊主なのに。
「(無視して)通学路の電車がね、何校かがこういっしょになるわけですよ。でね、あんまりにも許せない事するヤツとか見たらもう止まらないですね」

──なるほど、正義の味方的な感じなわけですね。
「いえいえ、オレの縄張りの車両に入ってくるヤツらにボッコボコにぶん殴ってガツンとヤキを入れる程度ですよ」

──なんで坊主が車両を縄張りにして、他校の生徒にヤキ入れてるんですか(苦笑)
「数ヶ月もしたら誰もその車両に入ってこなくなったね(ニヤリ)」

──他校にも名前が通ってたりとか?
「通ってましたよ(あっさりと)」

──通ってましたか(笑)
「他校への威嚇はもうバッチリでしたから。『オレとやるのか? 喧嘩したいならいつでもこい! いや、こっちから行ってやろうか?』ってねぇ」

──なんで坊主の卵が他校を威嚇しなきゃいけないのかって話ですよ。そんなんだったら子分とかもいっぱいいたんじゃないですか?
「いっぱいいましたよ。でも、こう力でね、そういった野蛮な流れで集まってきてるわけじゃなかったですから。弱いものイジメなんてのは絶対に許さなかったし、しようものならそいつをボコります。ボクの思想というか、考え方に賛同してくれてたんだと思いますね」


弐ノ壱「僧侶修行制度に喝! 坊主も男、燃え上がれなきゃ意味がねぇ!!」
──聞き方を変えると力で支配されているようにも見えるんですけど、住職にかぎってそんなことは決してありません。でも、今の時代って住職のような、いわゆる番長ってやつですか? そういう存在が必要ですよね?
「必要だと思いますね。今みたいな萎縮した世の中、頭の中だけであらゆるものを追っかけたり、汗をできるだけかかないように策を練ったり、なんでしょうね、この時代、今の時代はこれ良くないです。重い文鎮みたいななにかがね、それはもちろん恐怖政治のような力じゃなくて、思想や考え方でもって、先にも言いましたけど、重い文鎮のような存在が時代の上に乗っかかっていないとめちゃくちゃになっていきますよ」

──そんな重い文鎮のような存在である住職なわけですが、当時、やはりいつまでも遊びばかりじゃ坊主修行も頓挫しますよね?
「そうですね(苦笑)。高校、大学と坊主の修行もやりつつ遊び倒してましたからね。でも、大学卒業して翌日かな、修行道場に行かされることになってねぇ、これがまたつまんねぇ〜んですよ!」

──つまんなかったですか(笑)
「つまんないつまんない。修行道場ってね、最初、道場の入り口で2日間も頭下げるんですよ」

──道場の敷居をまたぐのに2日もかかるってことですか?
「無駄でしょう? でね、2日経って初めて道場に入れて、そこから禅の修行に入るわけなんですけど、3日間畳1枚部屋に閉じこめらたりとかさ・・・・・・、意味がわからない。外部から見ると厳粛なすごく良い感じがするでしょうけど、ちっともそんなんじゃないですよ。ああいうのはね、単なる古代の遅れた文明がそこにあるだけ!(断言)」

──そんなこと言っちゃっていいんですか?
「書いてくれて構わないですよ。あんなもんはね遅れた文明だよ! それでね、遅れた文明を無理矢理人に押しつけるんです。そんなことしておいて、自分たちだけはしっかりとちょんぼしてる。そういうことを目のあたりにというか、状況を見ていると、だんだんとずるさを覚える。それが修行ですか? 大学なんかの部活と同じですよ、ただのシゴキ。自分がやられてきたから下の者にもやるだけ」

──たしかに合理的じゃないですし、卒業しても部活にやってくる先輩的ですよね。
「新しく入ってくるやつはその古代のしきたりみたいなものを一応はそういう流れの中で自分の中に押し込めるけども、やってくうちに建前と本音があまりにも違うということに気づいて落胆する、がっくりきますよね。会社とかでもよくあることでしょう?」

──ありますあります!おおいにありますよ!!
「・・・・・・、あなたも辛かったんだねぇ。まぁなんですか、オレはそういうのが大嫌いだね。だから禅の道場なんてものも大嫌い! あんあもんね、全面的に廃止すればいいと思ってますから」

──廃止って・・・・・・。あのぉ、ホントにいいんですか、 そんなこと言っちゃって?
「構わん! この国の状況というか、もう昔の時代とは違うんだから、もっと世界的に通用するものにしていかないと、日本の仏教なんてね、いったいどこに通用してるっていうのよ? 仏教というものはホントに素晴らしいものなのに、世界に通用する日本の文化なのに、萎縮する一方でしょ。地方のお寺もどんどん閉鎖されて、食えない住職達が空いたらそこを兼務住職って抑えて、1人で5ヶ所も7ヶ所も抑え、建前上は『オレが認めたやつを後の後任にするんだ』なんつって、裏を返せばお前の食いぶちだろこのクソバカヤローがぁ!(大炎上)」

──あ、あのぉ住職、これは「あそばナイト」の取材ですよぉ(苦笑)
「お立ち台で気持ちいい汗をかかせてもらいましたよ! 何度も」

──お立ち台で気持ちいい汗をかかれましたか!
「かきまくりですよぉぉぉぉ!! お立ち台が好きなんですよぉぉぉぉぉ!! 」

──こっちは住職のアップダウンに冷や汗なわけなんですが(困)
「自分を燃焼させてくれるシュチュエーション、最高に燃え上がることが出来る状況下に自分って存在を置くのが大好きなんですよ。その場その場でも燃え上がるし、今日は今日でどこかで燃え上がる。みなさんもね、そういうふうになってほしい。死ぬ気で遊んでほしい、燃え上がって燃えカスになるまで遊んでほしいね。遊びも真剣にやってることなんだったらそれはもう人生のガチンコなわけだし、まったく問題ないわけです」

──今は仕事も遊びも中途半端なヤツばかりだと?
「その通ぉぉぉぉりです! 若いのがもっと盛り上がってくれないと日本の灯は消えてしまうよ。ドンドン仕事してガンガン飲みに行け! でもまぁ、失敗も結構ありましたけどね(苦笑) 」

──ほぉ、それはまた興味深いですねぇ!
※次号に続く※

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