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| ──いやぁ、腹斬り社長の竜宮城ってのもなんだか粋に感じてきましたよ! |
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| 「いやいやいや、お恥ずかしい話ですよ(苦笑)。ぶっちゃけなんでオレが腹斬るの!?ってもんだからさ。でもね、気持ち定まってるもの。女好きが功を奏して大きくなった仕事で腹を斬れるなんて本望だね」 |
| ──うわぁ・・・・・・、マジでカッコよすぎます! |
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| 「だってさ、もしあなたが自分の城を建てたとしましょうよ。あなたが殿様、所謂経営者なわけでね、自分の城が危ないってなったら、ボクは絶対に腹ぐらい斬れると思うなぁ」 |
| ──自分の城ですか・・・・・・。正直、持っているという設定ですら想像できないのですが、やりますかね?、いや、やれるもんなんですかね? |
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| 「愛があればやれますよ! 愛する何かがあって、それを誰が『守るんだ?』ってなったら、信念というかね、そういうもんが必ず沸いてくるもんなんですよ」 |
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| <フロアマネージャーさん>「この店、さっきも話が出ましたけど、ちょっとだけ個性的でしょ?」 |
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| ──いやぁ、ちょっとだけというか・・・・・・、ズバリ個性の塊というか。 |
| <フロアマネージャーさん>「(無視して)社長はね、どんだけ遅くなっても、お昼前には一番にお店に入ってね、『あーでもないこ−でもない』って、装飾品の位置を変えてるんですよ、しかも毎日」 |
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| ──ま、毎日ですか!? |
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| 「いやいやいや、ムフフフ(ニンマリ)」 |
| <フロアマネージャーさん>「そうですよ! そんなもんね、そこらの社長だったら絶対にできないんだから。そういうところをね、みーんな知ってるから、このお店のスタッフで『クラブ愛』を愛してない人間はひとりもいないよ」 |
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| ──素晴らしいですね。でも、恐縮ですが独立されて競合店をオープンさせる人もいますよね? |
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| <フロアマネージャーさん>「まぁね。でも、そこらのお店でいう分裂みたいなものじゃなくてね、もちろんのれん分けみたいなものでもないけど、社長はスタッフが独立して起こしたお店には必ず顔を出してますよ」 |
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| ──そうなんですか? |
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| 「まぁね、だって、頑張ってほしいじゃない! 人気ホストをがんじがらめにしておくよりも、表に出て行きたいっていうならポーンと背中を押してやってね、そこでここで学んだことをやってもらったら、それは歌舞伎町のホスト文化がよくなるってことじゃない! 結局ね、そうなっていったら自分のとこにも福がくるものなのよ」 |
| ──勉強になります! 今まで社長の顔に糞ぶっかけて辞めちゃう人間はひとりもいなかったんですか? |
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| 「いませんよ(断言)。みんな仲良くしてるし、城咲だって今でも時間があったら顔を出してくれるから(満面の笑み)」 |
| ──城咲 仁さんですね! 今や人気タレントですよ。 |
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| <フロアマネージャーさん>「あの男もね、ホントに気持ちのいい男だったし、ホストとしても完璧だったことはもちろん、人間としてもね」 |
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| 「そうそう。ここでね、ここで一番になれるヤツはハンパじゃない。いい人間じゃないとナンバ−1になんてどこの世界でもなれないよ。でもね、城咲は5年間、5年間だよ! あいつは5年間もうちの顔だった。そんなもんそんじょそこらのかっこいいだけのホストには絶対に出来ない。だからこそ、あいつはタレントでも成功したわけだよ」 |
| ──クラブ愛ismが城咲 仁を輝かせたといっても過言ではないと? |
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| 「いやねぇ、まぁそういうことになるかぁ、ダハハハハ(照れながら)」 |
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| <フロアマネージャーさん>「いやいや、そういうことですよ社長!」 |
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| ──でも、そんなホストの中のホストがいるここ『クラブ愛』なわけですが、やはり歌舞伎町は敬遠する灯とが多いのも事実です。 |
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| 「逆にね、これほど安全な繁華街は他の土地にも、どこの国にもないでしょうっていいたいですねぇ。今はね、さっきのような話なんて絶対にないよ。ヤ●ザが3人で道を横ばいに歩いてみなさいよ、すぐにおまわりさんが飛んできて速攻でパクられちゃうから。多分、新宿は5分くらいなんじゃない?」 |
| ──ものの5分で警察がきますか! |
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| 「渋谷とか六本木だったらそれこそ30分以上はかかるんじゃないですかね。私はね、31歳からここで仕事してるんだよ、そんな私が言うんだから間違いない!」 |
| ──そういえば、最近は露骨な呼び込みの人も見かけなくなりましたね。 |
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| 「風俗のね。あんなのやってごらんなさい、もうものの数秒でおまわりさんが飛んできますから」 |
| ──ぼったくりバーみたいな言葉の発祥地でもありますけど? |
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| 「地下にはあるかもしれないけど、表立ってというか、歌舞伎町にはもうそんなものないですよ」 |
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| ──なら田舎の人も安心ですよね! でも、なんだか淋しいなぁ。夜中の歌舞伎町はホントに好きでしたし、おもしろかった! |
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| 「何か思い出のエピソードでもあるの?」 |
| ──呼び込みのおっさんとかですかね。夜中歌舞伎町を歩いてたら呼び込みのおっさんが『どこ行くの?』って聞くから『ラーメンだよ!』ってキレ気味に言ったら、おっさんが返す刀で『お兄さん! ラーメンより●ーメンでしょ!』って。 |
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| 「アハハハハ! 上手いこというよねぇ。でもね、今はそんなもんダーレもいない。きれいな街になっちゃったよ、それは嬉しくもあり、悲しくもあるね」 |
| ──風情がなくなっちゃいますもんね! |
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| 「そうそう、もちろん安全なことはいいことなんだけど、適度に悪くもないとさ、夜なんだから。もちろん法律にのっとってね」 |
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| ──でも、その法律が歌舞伎町を歌舞伎町でなくし始めてるんですよね・・・・・・。 |
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| 「・・・・・・、そうなんだよ。ヤ●ザがいなくなったことはいいことなんだけど、今の取り締まりはもうなんなんだよっていいたいね。だってさ、さっきもいったボッタクリの店とかと、うちみたいにちゃんと免許を持って、税金もちゃんとおさめてる店が同じ扱いだよ」 |
| ──都の風営法改正、営業時間の大幅な短縮命令ですね。 |
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| 「もうね、このままアレを押し進められたら歌舞伎町の灯は消えるね・・・・・・」 |
| ──なんでまた歌舞伎町なんだと? |
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| 「その通りだよ。ここはさ、あんた(都知事)が遊んでるような銀座とか、そういうとこじゃないんだから。歌舞伎町だよ! 歌舞伎町!! もうむちゃくちゃだよ・・・・・・、闘いまくったんだけどね」 |
| ──でも、勝てませんでしたね。 |
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| 「石原は本気だよ、嘆願書なんて死ぬほど出したけどさ、結局負けたからねぇ(ゲンナリ)」 |
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