|
||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||
|
||||
![]() ![]() ![]()
── ホストが天職だと気づかれてから数ヶ月でトップ3とはさすがですね! 「もちろん厳しかったですよぉ、そんなに楽じゃないしね。ダンスレッスンとかで出会う人とかもお客さんとして呼んだりとか、フランスベット時代のつながりとかを最大限に利用して頑張りましたよ」 ── やはりトップを狙った? 「いやいや、やっぱりトップは獲れなかったですね。なんだかんだいっても先輩の小間使い的な扱いは変わらなかったですし、入ったのが先だからってだけで先輩面されるのがホントに腑に落ちなかったですね。でね、お客さんが来てるのに電話当番やらされたりとかで『これはなんか違うなぁ』って思い始めて」 ── 今でいう移籍を考えたと? 「そうですね。今、『クラブ愛』で常務をしている人間がですね、『ナイト宮益』っていう店でボーイ長をやってたんですけど、彼がね『うちに来ないか?』って誘ってくれてですね」 ── でも、当時でもお店間での移籍みたいなのって難しくなかったんですか? 「その頃ね、なんていうんですかね、ボクも生意気というか反抗的な感じになっててですね、ロイヤルから出勤停止をくらってたんですよ。出勤停止ってのは当時でいうとクビと同じでですね、そんなときに頂いた話だったんで飛びついたというか、最初は停止期間が明けたらロイヤルに戻るつもりでいたんですけど・・・・・・、おいしいなと」 ── おいしい? 「支度金をくれるっていうんですよ、50万も!」 ── 50万ですか! 今でいう・・・・・・ 「400万くらいですよ。そのお店もボクがお客を呼んでくることを知っているから、そんなもんすぐに取り戻せるとふんだんでしょうね」 ── そりゃ大型引き抜きですね! よっ、松坂!! 「ムフフフ、恐縮ですけど、まぁそんなところですか」 ── お店も火薬庫になると考えたんでしょうね。で、期待には応えられたんですか? 「ところがですね、いざお店に入ってみたらもう閑古鳥というか、ガラガラなんですよ」 ── 火薬庫どころか最初から爆弾を作るはめになっちゃったと(苦笑) 「ですねぇ。でね、ボクも期待に応えないといけないわけですし、これは荒療治が必要かなと考えてまぁおもいっきり反則技を使うんですけどね」 ── 反則技ですか? 「えぇ、ロイヤルから仲の良かったホスト仲間をガツンと8人ほど抜いて、一気に盛り上げたんですよ」 ── そりゃ盛り上がりそうですけど、今やったら確実に死人がでますね(苦笑) 「でしょうねぇ(ニンマリ)。でね、お店も一気に活気づいて、ボクもついにナンバー1ですよ!!」 ![]()
── おめでとうございます! でも、そのナイト宮益も約3年で退職されてしまうわけですが、またなぜ? 「ナイト宮益でいまの奥さんと出会うんですけど、その奥さんがね『八重洲にものすごくいいお店があるから一度行きません?』って誘われてですね、そのお店がナイト東京っていうんですけど」 ── ホストクラブ発祥の店であり、伝説中の伝説店ですね! しかも当時の八重洲ってすごかったそうですね? 「そうですよぉ。今は想像もつかないと思いますけど、当時の八重洲って街の夜はですね、東京でも3本指に入るぐらい盛り上がってたんです。もちろんホストクラブといえば八重洲って時代でした。でね、そのナイト東京なんですけど、ホストは常時170人くらいいて、お店も160坪くらいあったのかな、当時業界一ですよ」 ── オレもここでナンバー1に! みたいな感じで疼いたりとか? 「しましたしました! もう疼きまくりましたよ。でもね、お店に入ったらみんな俳優レベルの顔立ちでね、中条清レベルの色男がわんさかいるもんだから、『これはオレには無理だな』って」 ── 中条清がわんさかですか! どちらかというと任侠な感じもしますが。でも、愛田社長にもそんなネガティブな一面があるんですね! 「まぁ、そんな後ろ向きな考えをしたのは一瞬でしたけどね。偶然にも、ロイヤル時代にかわいがってもらってた人の兄貴がナイト東京で部長をやってましてね、ボクが宮益でナンバ−1だってことも知ってくれてたみたいで、すぐに入店することになったんですよ」 ── おぉ! 中条清の国に飛び込みましたか!! 「最初は『こんな小さくて顔もよくない男が生きていけるんだろうか?』って思いもしましたけど、ボクには誰にも負けない武器があることを思い出しましてね」 ── 誰にも負けない武器とは? 「トークですよぉ(ニンマリ)」 ── そりゃ誰も勝てないでしょうねぇ。 「しかも、1年で3回ナンバ−1になりましたからね(得意げに)」 ── ナイト東京との出会いも運命的なものを感じますが、やはり奥さまとの運命的な出会いがもたらした栄光ですよね。 「そのとおりですね。しかも奥さんは生粋のお嬢様育ち、それなのに大金持ちな振る舞いは一切しない。何もかもが上品でしたし、初々しかった。そういうのが好きでねぇ、今も(ニンマリ)」 ── ごちそうさまです。でも、そんな栄光も1年足らずでナイト東京を退職するという結果に終わるわけですが? 「もちろん、後ろ髪を引かれる気持ちでしrたけど、そろそろかなぁと思ったのと、ホストという世界を変えないとなって、それはボクにしかできないって思い始めちゃって」 ![]() |
|
|||||||||||||||||||||||||