「どうもぉ・・・・・・、グスッ。ゴ、ゴージャス松野ですぅっっ〜うううぅぅぅ。 今日が最終回なんですねぇ、(これでもかというぐらいのゴージャス涙で)」
・・・・・・、生のゴージャス涙はかなりのもんですねぇ。そうです、今回が最終回ですよ。
「(大粒の涙を流しながら)グスッ・・・・・・、しゃ、しゃいしゅうきゃいぃぃ〜・・・・・・。あぁぁぁぁぁぁぁ」
で、では早速いきましょうか(苦笑)。で、その後も数奇な人生を爆走されていく松野さんなわけなんですが、離婚後からの女性関係っていうのは?
「離婚裁判が終わってですね、もう女性はこりごりというか、女性と付き合うことなんてもうないだろうって、ボクが好きになっても誰も相手にしてくれないでしょうし・・・・・・グスッ(涙)」
でも、今お付き合いされてる人が?
「(とびっきりのゴージャススマイルで)はい。誰もボクをひとりの人間として扱ってくれない時期、一番辛いときに手を差し伸べてくれた勇気ある人がいたんですよ」
出会いというのは?
「同郷なんですよ。実家もすごく近くて、彼女は6歳上で、ボクの兄貴と年も近くて、ボクは知らなかったんですけど、彼女はずっとぼくのことを知っていたみたいで。ボクがマスコミに叩かれまくってボロボロになっている姿を見て心配してくれていたみたいなんですよ」
それがまたどうして恋に発展していったんですか?
「彼女がね、そんなボクを応援するために『松野行秀を励ます会』っていうのを開いてくれたんです。で、その会に足を運んだとき、彼女から檄を飛ばされたんですよ。『女に逃げられたぐらいでなによ! メソメソなんてしちゃダメよ、早く仕事ぐらいしなさい!』って。胸に突き刺さりました。その後も、ボクを元気付けてくれるため、食事に誘ったりとかしてくれて。誰にも会いたくない時期だったんで、ホントに元気を貰いました」
それがだんだんと?
「えぇ。地元の方言丸出しで『行秀は悪いことなんてする人間じゃない、私が知ってる』って、そんな言葉に救われていくうちに、次第にボクから彼女に電話することが多くなってきて、恋愛感情が芽生えてきたんですよね」
人を好きになることがあんなに怖かったのに?
「怖かったですよ。基本は『どうせボクなんて』から始まってたんで。でも、今から考えると猛アタックと思われてもしかたがないですねぇ(苦笑)。あんまりなもんだから彼女も嫌気がさし始めてたそうですし」
かなりのアタックぶりだったんでしょうね!
「でもね、ボクがピタって電話しなくなると、彼女も『どうしたんだろ、大丈夫かな?』っていても立ってもいられなくなってたみたいで(ニンマリ)」

人を好きになるのが怖いといいながら普通にかけひきテクを多用してるじゃない
ですか(笑)
「いえいえ。まぁまぁ(照)」
篭城で話題となったあの家からの引越しも彼女が手伝われたんですよね?
「そうなんですよ。もうあのときのまま何もいじってないので、当時の愛憎生活の
残り香を全部見られちゃいました。まぁ、彼女も『見ておきたい!』っていうもんですから」
ちなみにその残り香って具体的にどんなのなんですか?
「壁一面にスプレーで『I LOVE YOU』って書いてたり、鏡に『COME BACK TO ME!!』って書きなぐってあったり(苦笑)」
うわちゃー・・・・・・、ガッツリ病んでましたねぇ(苦笑)
「その通りです。彼女もドン引きでしたけど、最後に『頑張ったね・・・・・・』って言ってくれてぇ・・・・・・、ぇぇぇぇ、グスッ(号泣)」
メソメソしない! 聞くところによると、その引越しのときも仕掛けられたそうですが?
「(豹変して)そうなんですよ! 向こうの弁護士が『ゴミはそのままにしておいてください、そっちは私どもでやりますから』って言うんで『いいのかなぁ』と思いつつも、また変なとこでぶつかるのも嫌だったんで、そのままにして出たんですよ。そしたら次の日、ワイドショーで『暴力夫、ゴミの山を放置したままで引越し!』って、やられましたよ。最後の最後までやられた感じですね(苦笑)」
かける言葉が見当たりません。でも、彼女もそんな松野さんと付き合うにはかなり超えなきゃいけないハードルがあったんじゃないですか?
「そりゃもちろんですよ! だって、当時のボクは日本の敵ですよ。親戚中からつまはじきみたいな感じになっちゃったみたいで、仕事関係でも総スカン。そりゃそうですよね」
まぁ、そりゃそうですよね(苦)
「でもね、彼女はこう言ってくれるんですよ。『私がいっしょにゴージャス松野をすごいことにしてあげる』って」
いい話だなぁ。
「でね、彼女はこうも言うんです。『行秀はまだ若いんだから、若い人のほうがいいに決まってる。もし何かあるんだったらその人と付き合ってくれて全然構わないんだからね!』って」
女神じゃないですか! 彼女さんを幸せにしてあげるべきですよ!!!
「その通りです。ボクはですね、もう彼女しか見えないんですよ。まわりが
どうであっても、たったひとりボクを信じ続けてくれた女性、出会うことができました。
こんなボクでも、本物の愛を手にすることができた。人ってね、自分の弱さを自分で
知ることによって、奇跡って起こせるんですよ」
素敵です! 末永くお幸せに!!
「ありがとうございます」
では最後にですね・・・・・・あれ!? 松野さん??
「グスッ。ゴ、ゴージャス松野のあそびゃ・・・ニャイトしぇんげぇぇぇん、終わっちゃうんですぅっっ〜うううぅぅぅねぇぇ。 今日が最終回なんですねぇ、(これでもかというぐらいのゴージャス涙で)」
そうです、先ほどもお伝えしましたが今回が最終回ですよ。
「(大粒の涙を流しながら)グスッ・・・・・・、しゃ、しゃいしゅうきゃいぃぃ〜・・・・・・。あぁぁぁぁぁぁぁ」
と、とにかく、松野さんとお話しさせていただいて思ったことは、とりあえず元気に生きてたらいいことはあるってことですね。
「その通りです。もちろん、人には将来のことなんて考える余裕がない時期が少なからずあると思います。ボクはあの離婚裁判のとき、マスコミに人間以下の扱いをされて、社会から抹殺されたあの時期、ボクは将来どころか明日のことも考えられなかった。でも、生きてるって素晴らしいって今、思えています。正直、自殺なんて何度も考えました」
自殺ですか!
「はい、剃刀を何度も何度も手首にもっていきました。でも、できなかった。最後の一線は越えられなかったんです。『もう生きててもしょうがない』と『なんでボクが死ななきゃいけないんだ』の繰り返し。今思えば、超えなくて本当によかった。そんな状況下にいたものですから、同じ境遇の人、死にたいって思っている人の気持ちはよくわかるんです。だからこそそういった人たちに言いたいですね、『生きろ』って」
「グスッ。ゴ、ゴージャス松野のあそびゃ・・・ニャイトしぇんげぇぇぇん、終わっちゃうんですぅっっ〜うううぅぅぅねぇぇ。 今日が最終回なんですねぇ、(これでもかというぐらいのゴージャス涙で)」
『生きろ』、いい言葉ですね。
「ありがとうございます! みなさんも本当に大切なものを見つけるために、まぁあまり自分からするようなことでもないですが、自分をどん底にもっていってみてください。きっとそこが人間のスタート地点です」
今は将来も考えることってできていますか?
「もちろんです。ボクの実家は温泉宿なんですけど、きっと継ぎます。そして、寂れてしまった温泉街に活気をつけるというか、盛り上げていきたいですね」
松野さんならできそうな気がしますね!
「死にたいって思ってる人、生きていればきっといいことがありますよ! 」
あらためて、数奇な人生の究極を体験されて何を思われますか?
「運命というものは自力でどうにでもなるってことを肌で知りましたね。
その核は挑戦。すべてを失ったあのとき、ボクは机ひとつで路上に立った。
今、自分にできることを一生懸命にやりました。その後も、嫌でしょうがあり
ませんでしたが『沢田亜矢子の元・夫』を看板にしました。爬虫類とテレビで
こき下ろされた自ら顔を世間にさらしました。涙と鼻水をぶちまけながら情け
ない思いもたくさんしながら、やらせていただけることは何でもしてきました。
でも、そういったものが全部きっかけとなって、平々凡々でしかなかった人生が
輝き始めたんです。そして、そんなボクの人生をいろんな人たちが楽しんで
くれているんです。こんな素敵なことはないですよ。だからね、今じゃあの
『泥沼離婚騒動』もいい経験をさせてもらったと本気で思えます」