
話せば話すほど凹んでくるんですが、とりあえず要約すると何もしたくないわけですね?
「そうですね、何もしたくない。でも何もしたくないってのは家でジッとして死んだような生活をしていたいってわけでもないんです。そりゃボクだって時間があり過ぎるんで、そういう時は何かしたいなって思いますし」
「そりゃ人並みにスポーツとかのことも気にはなるしねぇ」
スポーツですか! ほんの少しだけ光明が見えてきましたね。
「でも観に行くのがめんどくさいっていうか、例えば野球だったら解説を聞きながら観たいわけですよ。でも、球場に行こうってなるとひとりじゃへんでしょ、だから2〜3人で行くわけで、そうするとビ―ルかなんかを飲みながらワイワイと観ることになるわけですし、でもボクは解説が聞きたいんであって、ひとりでこそこそラジオを聞きながら観てるってのもあとの2人に印象悪いじゃないですか。で、印象悪いと思われたら嫌だなぁって思うような状況が想定できるところになんて行きたくないわけじゃないですか。なんで家でひとりで観る」
いやぁ、もうそこまでいってらっしゃるなら何も言うことはないですよ! 正しいです。
「だからね、結局は家でテレビを見るってのが一番なんだなぁってところにそんな切り口からでもいきついちゃうわけですよ」
引きこもりの鏡みたいな存在ですね(笑)。そんなんで彼女とかできますか?
「だからいないんですよ。でも、めんどくさいってのもありますけどね。でも、やっぱりボクがこんな感じなんで、彼女は明るい人がいいですね」
明るさってのもいろいろありますが、やはり芸人の彼女なわけですからこう尻を叩いてくれそうな感じとか?
「最悪ですよ。なんですか、尻を叩くってのは『なんであの人みたいに前に前に出れないの? すべってもいいんだから前に出てなんぼよ』みたいにガンガンダメだし喰らうってことですよね。それはもう耐えられないですよ。ボクはね、家がかかぁ天下な感じだったんですけど、そういうのってちゃんとしたデータがあるですよ。かかぁ天下の家の子はお人好しで引っ込み思案っていうのが」
「オヤジは養子できたもんだから家では肩身が狭くって、家は完全にかかぁ天下だったんですよ。あぁ男ってダメなんだなって小さい頃に植え付けられちゃうし、一種のトラウマになるんです。あと例えば、男3人兄弟とかだと女を見る目が変態的になるとか、やっぱり兄弟に女の子は必要なんです。しかし上が姉でしたが弟みたいな構成だと、弟はいつまでたっても甘えん坊で、最終的には誰かがどうにかしてくれるとかっていう思考回路になっちゃうとかって、そういうのがあるんですよ」
「とにかく家庭は明るい方がいいし、ボクも明るい方がいいに決まってますよね。『今日の仕事はダメ』って凹んで帰って来ても、『気にしないで』って優しく言ってくれる女の子だったら申し分ないですよ。ボクって人間は慢性的に後悔の念を抱いているんで、それを解きほぐしてくれるような女の子だったらもうすぐ結婚します」
慢性的に後悔の念って(笑)。通院をおすすめしますよ。お酒なんか楽しくなったりとかはないんですか?
「ひとりだと飲まないですね。悲し過ぎて泣いちゃうんですよ」

泣いちゃいますか。今までの話を聞いてると泣かずにはいられないですもんね・・・・・・。
「えぇ。まぁ仕事帰りにマネージャーとかそういうのはたまにあるんですけど、嫌なんですよ、居酒屋とか。もう居酒屋なんて集団心理の塊じゃないですか、誰もお前なんかに食い付かないよってそういったのが自分の中に入ってくるんでいやなんですよね。もちろん、お客全員がボクのことを知ってるわけはないですが、ひとりも知らないってこともないわけでしょう。嫌で嫌でしょうがないんで、飲みたい時は家に誘いますね」
いやぁ居酒屋にまでもそんな感じですか。もうある意味完璧ですよ。
「あとね、こう仕事の話とかしていると隣で聞き耳を立ててる人とかっているでしょう? あれもダメ。ボクたちはね、まぁボクが言うのもおこがましいんですけど、夢を売っている商売じゃないですか、だから裏側なんて知られたくないわけです。ボクごときが言うのもあれなんですけど、これは環境問題と一緒で、誰かが始めないといけないんです。『へぇ、実はそうなんだ』とか『あれはあれで大変なんだね』とか、そういうのを公共の場に芸能人が出すべきじゃないんです」
と、とにかく、いきなりの大炎上に正直ビックリですよ!
「ホントね、冷めますよ。芸能人の素の部分なんて知っちゃうと。キムタクだって鼻くそほじるし、尻もかくんです。あと、有名税ってあるでしょ? しかも素人さんがタレントに何か求めてきて『有名税だと思ってよ』って。はぁ!?ですよ。有名税。税ってことは税金じゃないですか。そんなもん誰もが払いたくないものでしょ? 払いたくないってことは嫌なことです。つまり、あなたはボクに嫌なことをしろと言っているんですよと、あきらかにダメージを与えようとしてるんですよと、税金だと思ってあえて嫌なことをしろって言ってるんですよと。そういうのね、気軽に言わないで欲しいんです」
いやぁ、居酒屋話の着地点がまさかこんなとにあるとは思いませんでしたよ(苦笑)
「すいません、偉そうでしたか? でも大切なことだと思うんですよ。夢を与えている人ってことを自覚されてない人も多い世界ですから。ジャージにちゃりんこでコンビニとかってやっちゃいけないことだと思うし、やりたくないからボクは家から出ないわけですけど」
いえいえ、大切なことだと思いますよ。でも、つぶやきさんの彼女になる人は大変そうですね。
「そんなことないですよ。楽しませてあげようって真剣に考えますよ。でもね、最近デートとかっていっても、やれ遊園地だとか、やれ美味しいお店だとか、彼女を喜ばせるためにいろんなところに連れて行く人っていますけど、それってね、そういうツールを間接的に使ってでないと彼女を楽しませてあげられないってことでしょう? ホントに楽しませてあげたいって気持ちがあるなら自分の家で話してるだけで十分なんですよ。ホントに楽しかったら家でジッとしててっも楽しいわけですから」
「(無視して)仕事もね、一生懸命やるなんてバカげてますよ。特にサラリーマンの人たちなんて人の会社でしょ? 自分の会社じゃないんだから、適当にさぼるぐらいの気持ちでないとダメですよ。仕事って嫌なものでしょ、嫌な物を一生懸命やるなんておかしい。もちろん飯を食うためなんですけど、飯を食うためだけならそんなに必死になんなくてもいいと思いますね」
世の中が全員そうであれば、そんな生き方でもいいと思いますけどねぇ。
「遊びも仕事も、強制されてするものじゃないって思うんですよ。働きたいときに働けばいいし、遊びたいときに遊べばいい。力がみなぎるときって誰にでもあるでしょ、例えば婚約したとか、子どもが生まれたとか、外国人選手なら親が球場に来たら打つとか、そういったときにこそ力を十二分に発揮できればそれでいいんですよ」
なるほど、ではつぶやきさんの現状はまだ“力がみなぎるとき”ではないってことですね!
「いや、みなぎってますよ。もうね、ボクなんてこのぐらいでいいんですよ。注目なんて浴びなくても、そこそこ仕事ができてたらいいし、ゴールデンに出たいなんてひとつも思いませんし、芸能界で脚光を浴びるたいなんて全然思ってない。だいたいね、こんな感じの人間が芸能界で仕事をさせてもらってるってことじたいがダメなことだと思うんですよね」
アハハハハ! いえいえ、さらなる活躍を期待してますよ! ではこのへんで。
「え、もう終わりですか? まだまだ話したいことがあるんだけどなぁ・・・・・・」