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流され続けてここまできちゃったつぶやきさんですが、ボキャブラで全国区になりましたよね! 「そうですけど、実際自分のネタなんてあの頃は深夜とかでしかやってなかったですし。きっと芸風と見た目だけですよ。なまってて、髪がマッシュルームでって。そんなキャラがなぜか時代に乗っちゃっただけでね」 ・・・・・・まぁでも、結構ドカンドカンといってたじゃないですか! 「ボキャブラもね、切羽詰って切羽詰ってギリでやってましたしね。ボクの場合はさっきも言いましたけどネタなんてヘタしたら当日に作るし、練習なんてめんどくさいしもちろんしてないもんだから、楽屋で必死に覚える。そんでもってひとりだし、誰も助けてくれないし、もう恐怖感だけでやってましたよ。まぁ、楽屋でも本番ギリギリまで練習してるからスタッフとか他の芸人さんに『つぶやきはマジメだなぁ』って思われてたみたいですけどね」 アハハハハ! 逆にいい印象を与えてたと。 「まぁ、世の中的にも“売れた”みたいになりましたけど、隙間産業みたいなもんですからね、オレなんて」 つぶやきさんにピッタリの隙間があったんですね(笑) 「キワ者枠的な隙間ですね。でも、その頃って自分に明らかに力がないなって凄く思ってましたね。ボキャブラんときも楽屋にたくさん芸人さんがいましたけど、その中でも自分は全然おもしろくないし、でも、舞台に立ったらドカンといく。あぁ、キャラなんだな、イメージなんだな、こんなもんなんだな芸能界ってって感じてたなぁ・・・・・・(しみじみと)」 でも、つぶやきさんの芸風ってキワ者じゃなくて立派な話芸だと思いますけどねぇ。 「見た目でしょ、見た目。当時ボクのネタを細かく見てた人なんて、スタッフにしろテレビの向こうの人にしろいなかったと思いますね。キャラ先行な感じだったし、バラエティー番組のひな壇とかに座ってても『誰こいつ? なんでこんなとこにいるの』って周りのタレントさんとかに思われてんだろうなって。『オレなんかですいません』って卑屈に考えてましたね」 ありゃりゃ、重症ですね。そういった思いのたけを誰かに相談したりはしなかったんですか? 「その“悩みを相談する”みたいなアレにもなんだかなぁって思うんですよね。例えばね、よくマイナス思考になって『オレはもうダメだ』みたいな人とかにね、そうなっちゃってる人に何を励ましてもダメだと思うんですよ。そんな人はね、一回落ちるとこまで落ちたほうがね、どん底まで落ちたほうがいいんですよ(なぜか怒り気味に)」 なるほど。何かに悩んでる人はつぶやきさんに相談ってのもアリかもしれませんね! 「ダメですよ(即答)」 ダ、ダメですか(汗) 「だってね、悩んでる人ってたいがいがワガママじゃないですか。悩んでる人ってね、人を見るんですよ」 人ですか? 「うんうんうん。もしあなたが悩んでてね、誰かに悩みを相談していたとして、目の前にいる人が顔的に好きなタイプの人間と、別にそうでもない人間、どちらかというと嫌いな人間、もちろん内面は全員ものすごくいい人だったとしても、やっぱり好きな人間を選ぶでしょ? 悩みを聞いてる人間がボクなのと、相手がキムタクだったりしたら同じ答えでもキムタクの言うことを聞くと思うんですよ。そういう悩みなんかを聞いているときね、思うんですよね。あぁオレがもっと売れてたらみんなもっと聞く耳を持つんだろうなぁって」 そ、そうですか・・・・・・。売れてた時と売れなくなってきた時って周りの態度ってやっぱり違うもんですか? 「そりゃあ変わりますよ。もうクルッと変わりますよ。売れる前のネタ見せんときなんて『それおもいしろいの?』『なんでつぶやいてるわけ?』とか言われまくってたし、売れた頃はやっぱりチヤホヤされもしたし、やっぱりそれはありますよ。でもね、これって自分が売れなくなって初めて気づいたことなんですけど」 厳しい世界ですね。でも、つぶやきさんって恐ろしいほど自己分析されてますよね。 「いやもうね、自己分析する時間がたくさんあったもんでね」 |
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