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安部譲二のあそばナイト!

安部譲二のあそばナイト!
良識と常識を否定し続けること60年強大口径拳銃射撃の名手であり世界で唯一猫語が話せるという男の中の男、安部譲二が今宵「あそばナイト」にカチコミ上等ダァ!懲りることを知らない大人気ない大人の日本代表が開けてはいけない火薬庫の扉を容赦なくブチ壊す!!

驚愕、伝説の赤い玉とは何か!?

(前号からの続き)安部先生が過去に出されたという歌に興味津々ですね。

「そうそう、出してるんだよ。もう20年前ぐらい前の話、デュエットだよ」

デュエットですか!! 安部先生の印象からM78星雲級にかけ離れてますね。

「そうか、そんなにおかしいか?」

ズバリおかしいですね(笑)

「おかしいよな。でもさ、このオレがボイストレーニングとかにだって行ったんだからさ、当時は真剣だよ(苦笑)」

安部譲二がボイトレですか!

「そうそう、歌の先生に教えてもらうの。カラオケとかに行って個人練習とかもしたな。音痴のおじさんとかが行くような教室にも通った」

めちゃくちゃ真剣じゃないですか! 美声に磨きをかけたわけですね。で、どうでした? 出来映えのほうは。

「いやそれがさぁ(腕組みしながらうつむき加減に)」

き、聞かなかった方がよかったですか?

「渡された譜面を見たらさ、オレには歌がないんだよ。歌がなくて台詞のみなんだよな。『なんだこりゃ』って(苦笑)」

アハハハハ、あんなに必死に練習したのに!

「そうだよな、失礼な話だよ。なんかさ、変な合いの手みたいな感じのかけ声だけでさ(苦笑)」

ちなみに曲名はなんですか?

「『伝説の赤い玉』っていう歌」

その曲名だけではまったくビジョンが見えてこないですね。失恋の歌とかですか?

「いいや、あれだよ。男の打ち止めの時に赤い玉が出るっていうだろ、赤い玉ってのはその玉だよ」

アハハ、どんなデュエットですか!

「でな『それは最後じゃないですよ、あと1発ってサインですよ』って歌なのよ」

アハハハハ(一同大爆笑)

「で、最後に『やらせてくれ』みたいな」

アハハハハ! で、そんな最高過ぎる男の賛美歌をデュエット形式で女性と歌ったわけですか!

「まぁオレは実際には合いの手みたいな台詞のみなんだけどな(苦笑)。でもな、今でもカラオケで歌われているのか知らないんだけど、年に200円弱の印税がオレんところに入ってくるんだよな」

さらに驚愕、安部譲二のお気に入りの歌手とは誰か!?

い、印税ですか! 少なくとも1億6千万の中の数十人が赤い玉の本質を日本のどこかで歌い上げているわけですね!

「ホントだよな。まったく、どんな人が歌っているのか見てみたいもんだよな」

ボクも是非見てみたいですね。ちなみに好きな歌手っていますか?

「上戸彩(即答)」

う、上戸彩ですか! 意外にもほどがありますね(笑)

「(おもむろに本棚の上を指して)あれを見てみろよ」

おぉ! 上戸彩のアルバムが飾ってあるじゃないですか!! しかも数多くの男気溢れる執筆作品を生み出された仕事部屋に!!

「かわいいよなぁ(ニンマリ)。アルバムの曲も全部覚えてさ、みんなに披露しようと思って練習したんだよね」

安部先生が上戸彩の曲を練習ですか!!

「歌詞もちゃんと覚えてさ、練習したよ。でも、みんな全部同じ曲に聞こえるっていうんだよな(やや怒)」

アハハハハ! 全10曲以上もあるんですけどねぇ。

「でもさ、ガッツだけはオレに歌のことは言わないな」

自分は出してないからですかね?

「(鼻高々といった感じで)そうそう、ボクシングのことはプロだけどさ、あいつは歌はアマチュアだからな。そういえば第一興商ってオレの歌も入ってるのかな?」

調べておきますね。ちなみに上戸彩のいったい何が好きなんですか?

「全部だよ(即答)。ドラマも全部チェックしてるから。こないだなんてDVDも1本買ったよ」

アハハハハ! 最高です!!

次号(9月1日更新分)マイロードをご堪能あれ!乞うご期待!!

安部譲二の塀の中からみた・・・!?

みか「snack PURE」

男の人生は終わりのない分かれ道の連続だ。だからこそ、そんな分かれ道の選択肢は究極じゃないとダメだ!なぜかって!? じゃなきゃ生きててつまらないだろ?

安部譲二

本名 安部直也
1937年、東京都生まれ。麻布中学を卒業し慶応義塾高等学校へ。このころ安藤組若衆となる。学生を卒業し、一時は航空会社の客室乗務員となるが、その後、ゴロツキと青年実業家として人生を歩み数多くの経験をつむ。1981年、足を洗いかたぎとなり、作家活動が始まる。1986年「塀の中の懲りない面々」を文藝春秋社刊し世間から絶賛される。「塀の中の懲りない面々」「殴り殴られ」「ナンバーワンにならない生き方」「渡世の学校」「猫のシッポ」などを執筆し、漫画原作「RAINBOW-二舎六房の七人-」(作画・柿崎正澄)では 平成17年度(第51回)小学館漫画賞一般部門受賞という経歴をもっている。

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