
(前号からの続き)安部先生が過去に出されたという歌に興味津々ですね。
「そうそう、出してるんだよ。もう20年前ぐらい前の話、デュエットだよ」
デュエットですか!! 安部先生の印象からM78星雲級にかけ離れてますね。
「そうか、そんなにおかしいか?」
「おかしいよな。でもさ、このオレがボイストレーニングとかにだって行ったんだからさ、当時は真剣だよ(苦笑)」
「そうそう、歌の先生に教えてもらうの。カラオケとかに行って個人練習とかもしたな。音痴のおじさんとかが行くような教室にも通った」
めちゃくちゃ真剣じゃないですか! 美声に磨きをかけたわけですね。で、どうでした? 出来映えのほうは。
「いやそれがさぁ(腕組みしながらうつむき加減に)」
「渡された譜面を見たらさ、オレには歌がないんだよ。歌がなくて台詞のみなんだよな。『なんだこりゃ』って(苦笑)」
「そうだよな、失礼な話だよ。なんかさ、変な合いの手みたいな感じのかけ声だけでさ(苦笑)」
「『伝説の赤い玉』っていう歌」
その曲名だけではまったくビジョンが見えてこないですね。失恋の歌とかですか?
「いいや、あれだよ。男の打ち止めの時に赤い玉が出るっていうだろ、赤い玉ってのはその玉だよ」
「でな『それは最後じゃないですよ、あと1発ってサインですよ』って歌なのよ」
「で、最後に『やらせてくれ』みたいな」
アハハハハ! で、そんな最高過ぎる男の賛美歌をデュエット形式で女性と歌ったわけですか!
「まぁオレは実際には合いの手みたいな台詞のみなんだけどな(苦笑)。でもな、今でもカラオケで歌われているのか知らないんだけど、年に200円弱の印税がオレんところに入ってくるんだよな」

い、印税ですか! 少なくとも1億6千万の中の数十人が赤い玉の本質を日本のどこかで歌い上げているわけですね!
「ホントだよな。まったく、どんな人が歌っているのか見てみたいもんだよな」
ボクも是非見てみたいですね。ちなみに好きな歌手っていますか?
「上戸彩(即答)」
う、上戸彩ですか! 意外にもほどがありますね(笑)
「(おもむろに本棚の上を指して)あれを見てみろよ」
おぉ! 上戸彩のアルバムが飾ってあるじゃないですか!! しかも数多くの男気溢れる執筆作品を生み出された仕事部屋に!!
「かわいいよなぁ(ニンマリ)。アルバムの曲も全部覚えてさ、みんなに披露しようと思って練習したんだよね」
「歌詞もちゃんと覚えてさ、練習したよ。でも、みんな全部同じ曲に聞こえるっていうんだよな(やや怒)」
「でもさ、ガッツだけはオレに歌のことは言わないな」
「(鼻高々といった感じで)そうそう、ボクシングのことはプロだけどさ、あいつは歌はアマチュアだからな。そういえば第一興商ってオレの歌も入ってるのかな?」
調べておきますね。ちなみに上戸彩のいったい何が好きなんですか?
「全部だよ(即答)。ドラマも全部チェックしてるから。こないだなんてDVDも1本買ったよ」