
ロケなんかでたくさんの素人さんと絡まれますよね? やっぱり初対面でその人の個性なんかを見抜いちゃうんですか?
「見抜くというか、ほぼ一目でわかりますよね。『この人は人の話を聞くのが好きなんだな』とか、『この人は適度に自分も話したいんだな』とか、『この人は喋りたがりの人なんだなとか』、すぐわかりますね」
そういった能力って、キャバクラとかでも力を発揮するんじゃないですか?
「ギンギンに発揮しますね(反り勃って即答)」
「えぇ。たとえば『この子はおとなしそうだけどホントはスイッチを押されるのを待ってるんだな、スイッチを入れた瞬間はっちゃけ出すんだろうな』とかね。そう確信した瞬間からスイッチを探しまわりますよ、もうあらゆるところをですね(ニヤリ)」
アハハ。他にも色んなタイプがいたりするんですかね?
「そうですね。『この子はアフターに行くと人が変わるんだろうな』とか、『この子は何か目的があってこの商売をやってるな』とか、男のセンサーがビンビンと反応しますね。ちょっと話をしてみて、何だか適当な空気を感じたら『あぁ、この子は”ながら”ホステスだな』とか、”こいつは適当にやってる””こいつは信念を持ってやってる””こいつは何にも考えてねー”ってのはもうすぐわかっちゃいますね。あとは、『この子は何か家に深い事情があるな』とかもね(苦笑)」
「信念を持ってやってる子はね、こっちの話に一生懸命話を合わせるし、合わせ方も上手ですよ。何でもかんでも『そうですよね、わかるわかる〜』って言うんじゃなくて、自分の話も適度に入れてきてその話がまったく邪魔にならないというね。逆にその話でもうひと盛り上がりできちゃうみたいな」
できる女の子はやはり目に見える領域から違うんですね。
「そうなんです。たとえばね、僕と誰かが野球の話をしてて『あーでもないこーでもない』って女の子からしたらまったく面白くないような話をしてるとするじゃないですか。そこにね、女の子が『野球が好きなんですか』って入ってくるとするでしょ。もちろん、僕は『野球がなけりゃ生きていけないよ、横浜(ベイスターズ)ファンなんだよ』って言いますよね。ズバリここが分岐点です。できる子はね、『横浜ってリーゼントの方がいらっしゃいません?』とかね、横浜について知っている知識を一生懸命出して話そうとする。そんな仕事への姿勢を見ると『この子は信念持ってやってるな』って思いますね。だいたいの子は『野球って面白いですよねー』とか言って話を切っちゃうんですよ。あとはいい意味で空気の読めない子もいますね、『私は巨人ファン!』とか言い出しちゃう子とか(苦笑)」
横浜ファンの前でジャイアンツ愛を主張されちゃかないませんね。で、山崎さんはどういったタイプの子がベストなんですか?
「これまた贅沢な話なんですけど、自分のテンションによりますよね。『今日は騒ぐぞ!』って時に『お前飯食ってるか?』って感じの鶏ガラスープみたいな子はねぇ(苦笑)。なんだか通夜に出席するみたいな子じゃなくて、やっぱり健康優良児がいいですよね。元気が欲しい時とまったり癒し系が来てほしい時ってあるんですよね。だから一概には言えないですけど、やっぱり最初は元気一杯の子がいいですね」
で、その山ちゃん球団のスタメンを決めて、その後どうしたんですか?
「結果的に全員一カ所に集めましたよ」

「基本的に礼儀のない子は嫌ですね。いきなりタメ口とか、ありえないですね。あとは、『あ、山ちゃんだ! テレビ見てるー』ってのはもうしょうがないんですけど、人の話を聞かない子はやっぱダメですね。『なんの話してるの?』って、何かと”私も話に入れて入れて入れて”光線出しまくりな子っているじゃないですか、で、パコーンと入れてみたら空回りみたいな」
擬音がお話しされている内容と合ってないような気もしますが(笑)。やはり「テレビ見てるー」とかって嫌ですか?
「まぁね、それは仕方がないんですけど。この仕事をしててね、やっぱり最初は”バレたい”んですよね。バレたいというか気づかれたいというかね。それを通り過ぎると『見てますー』ってのがウザくなるんですよ。それを通り過ぎるともうどっちでもいいんですよ。今の僕はもう”どっちでもいい”の領域に来てますね。『いつも見てます』って言われたら『ありがとうございます』って答えるし、『お仕事は何をされてるんですか?』って聞かれたら『お笑いやってます』って答えますね」
「そうですね。でも”気づく”のにもパターンがあるんですよ。おかしかったのがね、とあるキャバクラで飲んでた時の話なんですけど、友達がね『お前バリバリバリューとか見る?』って女の子に聞いたんですよ、女の子は『私、夜テレビ見ないからわからなーい』って。それで、『そのバリバリって誰が出てるの?』って女の子が聞いてきてね、友達が『この人』って僕を指差して。すると女の子が『す、すいませーん』って超謝っちゃって、『あ!ジョ、ジョーダンズの山ちゃんじゃないですか! もう言ってくださいよー』って(笑)」
「ですよね。あとわかってるのかわかっていないのか、探り探りで話をして1時間を費やした子もいましたね。『もしかして?』みたいな。地方ロケの時の話なんですけど『今日はお仕事でいらしたんですか?』から始まって、『こちらの方じゃ?(僕は東京です)ですよね』って続いてね。1時間ぐらいそんなやり取りをした後、まったく関係ない話をしてる最中にいきなり『あ、山ちゃんだ!!』って(笑)。思わず『おせーよ』突っ込みましたよ」
アハハ。山崎さんはお店の女の子にプレゼントとかしちゃったりするんですか?
「それってバッグとか宝石とか高価な物系ですよね? それは流石にしないですね。でも、プレゼントはしますよ!” 笑い”っていうステキなプレゼントをね(ニンマリ)」
「あとは、笑わせるものをあげたりしますね。海外ロケとかで買ってくることが多いんですけど、たとえばインドだったら木彫りの像のお守り、『なにこれいらねー』ってやつ。でも、それによってインド=山崎になるでしょ。バッグとかなんて、結局貰っちゃっても新しいのが発売されたらチェンジでしょ。っつーかバックとかをプレゼントするって、そもそもそういう下心が見える行動は嫌ですね。僕の遊び方は『その場でその場っきり』。だからこそ遊びはおもしろいものなんであって、飲んで騒いだらそこでおしまい。それが男の遊び方だと思ってますからね」