
●仕事と学歴の話する男は、モテまへんな。
「男は面白いのがモテまっせ。すきだらけのバカがいい。ねえちゃんにモテようと思うて構えたら、絶対アカン」
「オレは店入って、自分好みのねえちゃんがおったら、まず『オレに惚れたらあかんで!』っていうねん。むこうは『なんで?』とか聞くじゃないですか。そしたら『オレに惚れたらな…最後に泣くのはオレや』ってボケる(笑)。つかみが大事や。ウケたら、そのままギャグだしまくって、笑わしつづける。そしたら、だいたい7割は『もう楽しいヒトやわー、いっしょに飲みに行きたい』とかなるわけや。ハハ。自分で誘うんじゃなく、むこうにいわせんとあかんな。ときどき2ステージ分ぐらいしゃべって、金払って、合わんなあと思うこともあるけど(笑)、笑わしたが勝ちや」
「よくホステスさんが前にいることを意識しながら、男同士で『オレたちはこんな難しい仕事をしている』みないなことを自慢気に話したりする連中がおるでしょう。あれ、絶対嫌われるパターン。ホステスさんも『すごいですねぇ』とか相づち打ってるけど、そんなの言葉だけよ。内心は『なんだこいつら』って思ってる」
「学歴を自慢するのもアカンね。『○×大学? あっそう』ってなもんですよ。オレなんか、最終学歴は自動車学校ってゆうから(笑)。だってあれも学校やもん。だいたいほとんどのヒトの最終学歴は自動車学校。そう、大学でても自動車学校!」
●オレは夜の街に恩返しがしたいんや。
「持ち金がないときは、クラブとかに飲みに行かんほうがええ。もし5万とか10万ぐらいあったら、お勘定3万っていわれても余裕やから、間髪入れずにありがとう!って気持ちよく払える。持ち金がないと、一瞬いじましさがでて、その印象が女の子に伝わってしまう。そんなときは、酒だけ楽しむために居酒屋さんにいってたらええねん」
「ホステスさんにタクシー代渡すときは、まず人目につかないところで渡すこと。早い時間に『家どの辺や? タクシーで帰るときナンボかかんねん』ってさり気なく聞いておいて、その額より多めに渡してやるのも大事やな。『こんなにいりません』ってゆうたら、ええやないか、明日タクシーで出勤できるやないか、と気を楽にさせてやる。それも偉そうにいうんじゃなくて、ギャグっぽくいうこと」
「ホステスさんもな、商売で頭セットしたり衣装着たりしてるわけでね、収入的にはけっこう大変なわけですよ。それ、わかってあげなアカン。ときどき『くそ、ボッタくられた!』とかいうヒトおるけど、家ひっくり返るほど払ってるわけやない。そんなこと、いわんほうが、いい」
「オレ、別にかっこつけてるわけじゃないんですわ。……昔のことやけど、師匠がクラブで飲むときは、オレら何時間でも表で立って待ってた。そうすると他のお客さんを送りにでてきたホステスさんが、『師匠のお弟子さんですか? これでなんか食べて』って500円とか1,000円とかくれたりしたんです。あれは、うれしかった。だから今、できる範囲で夜の街にお返ししたいんやね」
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