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HOME > マガジントップ > インタビュートップ > 力也 「聞け!夜の最強伝説のつくり方」
夜遊びの達人に聞く:力也
なんといっても力也さんである。かつて毎晩ハードリカーのボトルを5本空けていた力也さんである。いまに至るまで数千人にのぼる女性を斬りつづけている力也さんである。しかもケンカ無敗の武勇伝を身にまとったハードパンチャーの力也さんである。今回は、この夜の最強伝説を紡ぎつづけている氏に、われわれパンピーが、最強とまではいかないまでも、せめてみっともなくない飲み方、遊び方ができる道を示してもらった。ちょっと怖かったけど、すごくためになる話、いっぱい聞けた。
マイペースでやれる奴こそが、酒豪の資格あり。
●下戸でもいい。まずは、マイペースな飲み方見つけろ!

オレはいま、肝臓やられてて、酒やめてんだ。ちょっと前まで毎晩ボトル5本くらいやってたんだけどな。医者に「このまま飲みつづけたら、死ぬぞ」っていわれちまって……。で、お前ら、こんなオレにいったい何が聞きたいんだ?

なに? どうすれば、オレみたいな最強の夜遊び人になれるかを教えてほしいって? ふん、そうか。遊び方のノウハウをプレゼンテーションしろってか。わかった。じゃあ、これまでのオレの経験を踏まえて、ちょっとだけ教えてやる。よーく聞いとけ!

まず、酒の飲み方な。……これ、みんな勘違いしてるみたいだけど、量が多く飲めればいいってもんじゃないんだな。オレの場合は、イタリア流に子どものころから食前酒にワインを水で薄めたものを飲んだりしてたキャリアがあるから、自然に酒が強くなった。みんながすごいっていう量をこなしたのも、オレにとってはフツーのこと。ただマイペースで楽しく飲んでただけさ。

ほとんどの日本人は、本質的に酒に弱い体質で、しかも小さいころから家庭でアルコールに親しむっていう環境がないだろう。それなのに、「何本飲んでも酔わない」とかいって、量飲んで酒豪を気取ってる奴がいる。あるいは、イッキやれれば偉いなんて思ってやがる奴がいる。チッチッチ、そうじゃないだろう。オレにいわせると、本当の酒豪はさ、酒を旨く飲んで楽しんでいるかどうかだ。その店の雰囲気とか、周りにいる人間との会話とかをアルコールの力を借りながら楽しむことが肝心なんだ。

下戸でもいいんだよ。下戸は下戸なりの飲み方があって、それがマイペースでやれる奴こそが、酒豪の資格あり、っていうことなんだ。

もし、自分の周りに量を飲むのがカッコいいなんて思っている奴がいたら、それはそう思わせとけばいいんだよ。例えば女の子のいる店で、そういう奴といっしょに飲んでるとしようか。そいつが話し上手でモテそうだったら、逆にどんどん飲ましてやれ。飲まして飲まして酔い潰してやれ。そうすれば勝ちだ。その夜はこっちのもんだ。自分はマイペースで飲んでるから、1人でゆっくり女の子たちと会話を楽しんで、いい思いができる(ニヤリ)。


●特別に、新・王様ゲームのやり方を教えてやる!

だけど、女との接し方も、みんななっちゃいねえからな……。基本は、どのお店にいっても、そこの女性たちを大切に扱ってあげること。レディファーストの精神が大切なんだよ。

日本人は、まだまだ男のほうが偉いって感覚で女性と接するだろう。しかも会社の地位とか金とか、それをひけらかして女をモノにしようとする。それじゃあ、ダメだ。女の子が何を求めているか、ちゃんと見抜いて、それに応えてあげられる男にならなきゃな。女の子が歓ぶように振る舞わなきゃな。

とりあえず、一緒に楽しく遊んであげることだよ、お店の女の子たちと。自分の得意なことなら何でもいいよ。オレの場合は、そうだな、例えば銀座のクラブでみんなにショットガンをつくってやったりしてるな。そう、小さなグラスにテキーラ入れて、テーブルでガツンと一発喰らわすやつな。女の子をずらっと並ばせて、オレがにわかバーテンダーやってやるわけさ。ガツン!ハイ! ガツン!ハイ!ってな感じで、次々にみんなに飲ましてやるんだよ。ほら、親鳥がエサもってやってくると、ヒナが口開けてまっているだろ? みんなあんな感じでこのイベントをキャアキャア言って楽しんでる。普段、客にサービスばかりしてるから、こういうなんでもないことがウレシイんだな、彼女たち。あっ、これ、真似するなよ。ヘタに真似すると、グラス割って、手、ケガするからな(笑)

そういえば王様ゲームって、あるだろう? あれは、むかし、オレがつくったゲームなんだ。やっぱり、お店の女の子たちを楽しませるために開発したんだよ。

この前、大阪の新地で遊んできたんだけど、そのとき、王様ゲームの変形バージョンも試してみた。ん? どんなのか聞きたい? そうか、じゃあ、特別に教えてやろうな。……ええっと、基本的にやり方は同じなんだが、道具にマヨネーズを用意する。で、参加するみんなの指とかほっぺたとかにそのマヨネーズをちょこっとつける。で、王様が決まるだろ。そうすると、王様は割り箸で選ばれた二人のうちのどちらかに相手のマヨネーズを舌で舐めるように指令をだすわけだ。ペロッとな。口で説明してもその楽しさはなかなか伝わらないけど、舐めたり舐められたりする感覚が、なんとも新鮮なんだよ。いきなりキスするとか、触るとかするよりは、ずっと楽しい。いやらしくないし、だけど気持ちいいし……。まあ、この年末、やってみなよ。盛り上がるから。

結局な、変に偉ぶったり気取ったりして女をモノにしようなんて奴は、遊び人としてはスタート時点で失格ってわけだ。店の中では、まずみんなを楽しませる男にならないとな。口説くのは、それからでも遅くない。

力也
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