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| ■やっぱり屋台は安い |
■屋台は庶民の味方。でも油断は禁物 |
| 持ち金3000円、ソレ以上はケツの毛かてありません。そんな貧乏でも屋台なら平気。ここはお互いの鼻毛もばっちり見える、超フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション空間。いろんなものを丸出して、なにを恥ずかしいことがありましょうか。オヤジは見せた財布の分だけ料理を出してくれる。屋台は基本的に安く飲める。オヤジの人情も厚いです。 |
猥雑さこそが屋台の魅力ですが、注意すべき点もある。水道が近くにない屋台の場合、水は貴重品。客が押し掛けすぎて、ポリ容器の中がインド人でも下痢しそうな水になる可能性も否定できない。これだと10分の9のロシアンルーレットで大当たり。さらに屋台は安いというイメージを逆手にとって、ぼったくる店もあるらしい。あとで目が走馬灯にならないように、店に入る前に、ちっと観察することをお勧めします。 |
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| ■屋台のオヤジは苦労人である |
| 屋台のオヤジは悪人ヅラが基本です。きっと昔、なんかしでかしてる。が、現在は大変に腰が低い。なにしろ苦労人だ。屋台は駐車場などに立てられていない限り、基本的に道路交通法違反。警察と生活をかけたけ鬼ごっこをしたり、地元のやくざと現ナマをはったにらめっこをしているので、懐が深いです。ときには勝負に負けて撤退するので、一時店がなくなる。いわば究極の隠れ家。ある意味、通な店です。 |
| ■ニューウェーブ屋台も増えている |
| 不況で転職組が参入、若モン向けニューウェーブな屋台も増えている。トルコのケバブやフレンチ。酒はカクテル。BGMはロックと笑い声で、飲んで歌って踊れる路上クラブみたいな店まである。若モンやファミレスに飽きた家族連れまでが押しかけるらしい。泣いたり、出血したり、王座を返上したりする古典的な屋台とはちっと違う。若モンも屋台がお好きなんですな |
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■いまどきの屋台はOLもくる |
| どう見ても一家心中オープンリーチ。そんな人は意外と屋台にはいない。OLが「そうだ、屋台行こう計画」などをたて、評判の店に押しかけるご時世。合言葉は巨大オデンを食うざんす。シミジミ感には欠けますが、狭いだけにナンパ成功率が高いという厚労省出生率向上委員会の報告もある。オヤジのテリトリーにうかつに踏み込むとどうなるか、目にモノみせてやりたいところです。 |
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| ■屋台にプライベートはありません |
■屋台は非日常空間。フカシ勝ちです |
| 屋台は、他人と自分の区別があんまりありません。くれ。そのハンペンをちっとくれ。酔ったオヤジにフレンドリーに絡まれる。死んでも打ち解けない姿勢をとっていても、オヤジは分厚い心の壁をバンバカ踏み越えてやってきます。抵抗は無駄。屋台に来てオヤジと打ち解けない、それは負け犬。アメリカザリガニのように後ろに引くギャグを撃破してこそ、美味い酒が飲めるのです |
屋台は自分の日常を忘れられる空間。客がフカしているのはショボイ飲み屋同様ですが、グレードはコッチのが上。「これはオフレコでお願いしたいんだけどさ。俺、小室哲也とマブだから」。ここで「はあ?」などと切り返すのは不粋ってモンでえす。負けずに「俺のオカンはあべしずえ」くらいカマし返しましょう。屋台ではどうせみんな正体不明。適当なこといいタレたら逃げましょう。 |